2005年01月21日
レンタルショーケース 〜 ラジオセンター レンタルボックス おもしろ市場 〜

今日も中央通り沿いのビルに新しいお店ができていました。
そんな中、ラジオセンターの入口を何気なく見てみたら、「レンタルボックス・2階 おもしろ市場」のPOPがあるではありませんか!
ラジオセンターよ、お前もか...
なぜかそんな気持ちで中を見てみると、予想していなかった意外な事実が...

ラジオセンターといえば、秋葉原の電気・電子パーツ売り場として象徴的なショッピングセンターです。秋葉原にはラジオ○○というのが3つあって、ラジオ会館、ラジオデパートと共に、長い歴史を誇っています。
しかし既にラジオ会館はホビーの殿堂のような存在になってますし、ラジオデパートも先日お伝えしたようにホビー化の波に飲み込まれようとしています。
そんな中、ラジオセンターだけは変わらず昔ながらのスタイルを保っていました。
いつものようにラジオセンター前の信号を待っている時、ふと入口の上を見ると「レンタルボックス・2階 おもしろ市場」のPOPが。
一瞬目を疑いましたが、秋葉原全体がそういう大きな流れにあることは、最近嫌というほどそういうお店を見てきたので仕方ないのかな、と諦めにも似たような感じを自分の中に感じました。別にホビー関連のお店が嫌いな訳ではなく、また電子パーツを買うこともほとんどないのですが、少し寂しい感じになりました。

暇を見てそのレンタルボックスを見に行きました。場所は2階とのことなので、中に入って階段を上がると、確かに良く見るアクリルのケースが積み重なったコーナーがあります。ああ、あそこだな、とそのコーナーに近づいて行くと、どうやらちょっと他のレンタルケースショップと雰囲気が違います。

見た感じは普通のレンタルケースと変わりませんが...。
ケースの中のものを見てみると、いつも見ているフィギュアや食玩、カプセルトイの姿がひとつもありません。それどころか、普通のPCパーツや電化製品がまばらにある以外は、どれも見慣れない電気部品、機器、パーツばかりです。
自分の予想していなかった結果に、笑いがこみ上げてきました。ここはあのラジオセンターじゃないですか。自分の予見の甘さを再確認した瞬間です。少しばかり秋葉原のお店を見て回ってるといって、わかった気になっていたのでしょう。秋葉原の奥深さはそんなもんでは到底及ばないことはわかっていたはずなのに。でもこれは嬉しい裏切りでした。
ひとつひとつケースの中を見ていくと、キャラクター関連だけ見事になくて、それ以外はバラエティに飛んでいるラインナップです。ケースの料金は新規の場合1ヶ月1,000円でお試しできるということで、すべて埋っていました。
トランシーバー、ハンダ除却機、テスター、CRT管、カメラのレンズ、腕時計、真空管アンプ、ロケットのようなもの、電子パーツ、PCパーツ...etc.
中にはお店の商品もあるのでしょうか?ひとつのケースに1個だけという展示もあります。
帰りに、新規オーナー募集のチラシが置いてあったのでもらいました。そこには料金表示の文字と同じ大きさ(しかも赤字)で「フィギュア等は取扱致しません」と目立つように書かれているではありませんか。このチラシに男らしさを感じました。

確かに他のレンタルボックスと同じでは面白くありませんし、ラジオセンターの色を出そうと思ったらこういう結果になるのは納得です。
レンタルケースの展示品の数々
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