2005年07月18日
おたぬき様で立身出世 〜 柳森神社 〜
秋葉原駅の電気街口からガード沿いに南へ向かい、神田ふれあい橋を渡ると途中で左手に見えてきます。ちょうどワシントンホテルの裏手になります。
駅からは歩いて5分程度です。
この周りにもマンションがたくさん建って、だんだん埋もれてきてしまいましたが、電気街とは違ってとても静かです。
先日の休日の電気街はもの凄い人出があり、あまり人混みは苦手なのでこちらで休んでいました。
この神社の由来は、室町時代に太田道灌公が江戸城の鬼門除けとしてこの辺りに柳の木をたくさん植えたことからこの名がついて、長禄2年(1458)に江戸の鎮守として祀られたそうです。当時は対岸の外神田の方にあったとか。
境内にはたぬきの像があって、「おたぬき様」と呼ばれているそうです。「たぬき」=「他抜き」とかけて、他に抜きんでるという意味から勝負事や立身出世、金運向上にご利益があるとされています。

境内は少し低くなっていて、道路からは階段で降ります。
川を隔ててすぐ向こうに賑やかな電気街があるのに、神社にいるとそんなことは全然感じません。なんか心が落ち着きます。
木が生い茂っている景色も、ここら辺では全くといっていいほど見れないためもの凄く新鮮に感じます。地面が土になっている所なんて探してもないかもしれません。電気街とは対極ですね。

他にも境内に転がっている大きな石「力石」のいわれなどの説明も書かれていたり、じっくり見るといろんなことがわかって面白いです。
若い時は神社やお寺にまったく興味がなかったのですが、なぜでしょう?最近は興味が沸いてきました。年寄りになったからでしょうか。
だからといってアキバ系への興味が薄れたわけでもないのですが。





ここで心を休め、立身出世のご利益を授かってから、また電気街へ向かって行きました。
■地図リンク
■住所:東京都千代田区神田須田町2-25-1
■東京都神社庁の柳森神社のページ
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