2005年08月25日
トリビアの泉 「街で女性が絡まれた時、電車男のように助けてくれる秋葉原の男性は何人?」
先日、偶然見たテレビ番組「トリビアの泉」の中のコーナー「トリビアの種」で、表題の様な実験を行っていました。今話題の「電車男」の様に、目の前で女性が絡まれているシーンを目撃した場合、助ける勇気があるアキバ系の男性はどのくらいいるのか?という内容でした。
「トリビアの種」というのは、視聴者が疑問に思ったことを番組が変わりに実験するというコーナーで、毎回くだらない内容も含めてかなり大掛かりな実験をするのでたまに見ていました。最近はあまり見ていなかったのですが、秋葉原のことをやっているというので見てみました。
先日、アキバBlogさんの中でこの実験の収録のことが記事になっていましたので、恐らくそのことだろうと思いました。
収録場所はガチャポン会館前の路地で、からまれ役の女性とからみ役の男性がスタンバイしています。そこへアキバ系の男性を誘導し、女性がからまれているシーンを強制的に目撃させ、反応を見るというものでした。
からまれる女性はテレビドラマのエルメス役の伊東美咲タイプではなく、原作にある「ゆうと国仲涼子を足して2で割った感じ」という表現に忠実に沿ったモデルさんを選出。かなりかわいい。からみ役の男性は典型的な酔っ払いおやじです。泉谷しげるよりはおとなし目。
何にもない路地にどうやって誘導するかというと、アキバBlogさんの記事にもあったように、架空のメイド喫茶を作り看板を設置。看板には収録場所の路地の方に矢印を書いてあります。さらにメイドさんにチラシを配らせ路地に誘導するという合わせ技で、100人の実験を行うものでした。
ターゲットが来ると、役者さんが演技を始めます。細い路地なので、嫌でもその真横を通らなくては進めません。さすがにこういうシーンを目撃したら、アキバ系の人でなくてもビビると思います。実際に何人かの実験を見てみると、助けてあげたそうな素振りが目に見えてわかるのですが、声を掛けるまで至りません。はじめの何人かは恐怖感と悔しさを噛み締めながら後ろ髪を引かれる思いでその場を離れていきました。
演技をしている女性も助けを求めるようにターゲットを見るので、やはり何とかしてあげたくなるのでしょう。中には目を合わせないようにそそくさと素通りする人もいましたが。私でもそうしてしまうかもしれません。
必ずひとり人の時に実験を行い、複数グループの場合はパスするという徹底ぶり。
100人やるのは大変だったと思います。役者さんも同じ演技を100回もやる訳ですから。
何人目かが来て、そのシーンを目撃した瞬間、通り過ぎようか、助けを呼びに行こうかかなり迷っている人がいました。助けを呼ぼうにも他には誰も通りません。しかしこのまま通りすぎることはできない、そんな感じでした。
一旦通り過ぎるのですが引き返してきて、しばらくした後ついに女性と男性に割って入ります。知り合いのふりをして女性を逃がす男性。そして自分も走ってその場を離れます。おおーって思いました。かっこいいです。体型は痩せ型でどう考えてもケンカが強そうには見えなかったからです。あまりアキバ系っぽくない人でしたが、かなり勇気を出して助けに入ったとこの後コメントしていました。
放送では何人か詳しく見せた後、ダイジェスト形式で紹介。見るからにアキバ系とわかる人、普通っぽい人、アニメかゲームの女性用制服を着て歩いてる気合の入った人など、いろんな人がいてそれだけでも面白かったです。
最後に100人中何人が助けに入ったかを発表しましたが、なんと69人もいたとのこと。
結構助ける人が多いのに驚きました。八島さんが、「みんな電車男になりたいんです。」とコメントしていたが、その影響もあるのでしょうか?だとしたらいいことかもしれませんね。逆にアキバ系でない人の場合だったら、助ける人の数はかなり下がっていると思います。
毎回トリビアの種の内容をタモさんが10段階で評価をするのですが、今回久しぶりに満開(10点満点)を見れました(^-^)
この放映内容は、ぷろとらドットコムさんのサイトでキャプチャー画像付きで解説されてましたので、興味のある方はそちらをご覧下さい。
■参考記事:
・架空のメイド喫茶の案内チラシを配るメイドさん TV番組の収録ぽい −アキバBlogさんより
・フジテレビ「トリビアの泉」内「トリビアの種」:からまれている女性がいたら助けるアキバ系は何人? まとめ −ぷろとらドットコムさんより
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