2006年11月20日
日本初の地下街 〜 須田町ストア 〜
以前、何かの記事で東京メトロ銀座線の神田駅にある須田町交差点に抜ける通路が、日本最古の地下街と読んだのを思い出し、よく利用していたので行って見ました。
「日本初の地下街」でGoogle検索すると、いろんな場所が「日本初の地下街」としてヒットします。名古屋の地下街「サンロード」を日本初としているところが多いようですが、「サンロード」の誕生は昭和32年となっています。
ポツポツとある記事には、この「須田町ストア」が日初の地下街と記載があります。誕生は昭和27年(1927年)となっていますので、こちらの方が古いようです。日本で一番古い地下鉄が銀座線で、その時できたそうなのでやはりこちらが日本初で間違いないようです。
場所は、東京メトロ銀座線の神田駅の須田町方面出口(JR神田駅側とは反対側)の改札を出て、そこから須田町交差点までの長い通路です。一見、ただの地下鉄出口への通路にしか見えませんが、途中に営業しているお店がいくつかあります。今まで何度も通っていましたが、そこが地下街とは思っていませんでした。
秋葉原からは、中央通りをまっすぐ南(神田方面)に向かうと、万世橋を渡ってすぐに須田町交差点があります。その先に東京メトロ銀座線神田駅への入口がありますのでそこから入るとあります。

出口6を出ると目の前は須田町交差点で、秋葉原電気街は目と鼻の先です。
数年前までは、もう少しお店があったようなのですが、今回確認できたのは理髪店、テーラー、靴店の3店が営業していただけでした。どのお店も歴史を感じる老舗です。



この通路は、天井も低めで壁がタイル張りになっていて、昭和の香りを色濃く残しています。今回いろいろと調べてわかったのですが、この須田町ストアはいろんな雑誌などにも紹介されている有名な場所のようです。昭和の歴史を感じることができるということで、大人の方に人気があるようです。



歴史ある建造物ですが、最新の技術にも対応しています。

今回、「日本最初の駅ビル」「パソコン発祥の地」「伊勢丹発祥の地」に続き、新たな発祥の地が見つかりました。秋葉原には電気街だけでなく、意外と名所・旧跡も多いのですね。
個人的に結構そういうのは好きなので、また探してみようと思います。
■参考サイト
・地下街にハマる冬 −MapionBlog コラム×レヴュー
・デイリーポータルZ:時をかける地下街 −@nifty
■地図リンク
■関連記事
・ここから生まれました 〜 パーソナルコンピュータ発祥の地 〜
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・秋葉原の南の玄関口 〜 東京メトロ 銀座線神田駅 〜

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