2007年02月19日
秋葉原の新名物? ストリートライブでヲタ芸を踊る人たちが注目を浴びていました
普段はストリートライブを行なう人でいっぱいのJR秋葉原駅前のロータリー。2月18日(日)は主要なメンバーがライブで不在だったためか、ブレイクダンスを披露する人がいたりといつもと違った様相を見せていました。そんな中、この日の主役はアーティストさんよりもその周りで”ヲタ芸”を打っている人々でした。特にヨドバシカメラの方から流れてくる一般の人々の注目の的でした。
【ヲタ芸】とは、簡単に言えば主にハロープロジェクト系のアイドルのコンサートなどでファン(オタク)が揃って行う派手な踊りのことだそうです。詳しくはオタ芸−Wikipediaをご参照下さい。
場所はJR秋葉原駅の中央改札口を出た駅前のロータリー。ヨドバシカメラAkibaに買い物に行く人やつくばエクスプレスへの乗り換えの人などかなりの人通りがあるこの場所も、休日はストリートライブを行なう人々で盛り上がっています。
しかし2/18(日)は毎週来ている人気アーティストさんたちがライブのため秋葉原には来れないようで、いつもとはちょっと違った雰囲気でした。
朝の雨のため歩行者天国は実施されなかったため、ストリートライブの方を見に来ると、ストリートライブを行なうアーティストさんの周りにたくさんのヲタ芸師たちの姿が。今までも休日になるとヲタ芸をする人々の姿は見掛けていましたが、この日はかなりの集団でした。
ロータリーの島に行くと、夢月まりあさんのストリートライブの周りでたくさんの人がヲタ芸を踊っている姿を発見。
ヲタ芸を踊っている人の中には、コスプレをしている人も何人かいます。涼宮ハルヒや美少女ゲームの女の子のキャラクターのコスプレをしてる姿があります。ちなみにみんな男性です。
夢月まりあさんを中心に、ヲタ芸を打つ人の輪。
歌を歌っている夢月まりあさんの周りにヲタ芸を”打つ”(ヲタ芸は「打つ」というそうです)人の輪ができていて、さらにその外側にそれを見る人の輪があり、輪が二重になっていました。
そしてそれを見ている人の構成も、普段とちょっと違っていました。明らかにカップルや女性の姿が多く、おじいちゃんおばあちゃんの姿も見られました。ほぼ島を独占し、この日一番の観客を集めていました。
日曜日ということでヨドバシカメラに買い物に来る一般の人が多く、最近テレビや雑誌などでヲタ芸の紹介を目にする機会が多くなっているのでついでに見に来た、といった感じでした。「これテレビでやってた・・・」「ヲタなんとかっていう・・・」という会話が多数聞こえ、結構喜んで携帯のカメラなどで写真を撮っていました。
ヲタ芸はその動きにそれぞれ名前が付いてるパターンがあるそうで、みんな揃って踊る姿は見ていても面白いのかもしれません。結構激しい動きもあって、実際にやる方は見てる以上にしんどいようです。
ヲタ芸の高速な手の動きに、カメラも捕らえられず。
たまにライブ会場などでもヲタ芸を打つ人々を見掛けますが、みんな打つ前は「いっちゃうよ」「負けないよ」みたいなすごい嬉しそうな顔をしてたり、歌が終わりヲタ芸をひと休みしてる時には汗をかいてスポーツした後のような達成感が見て取れたりと、やってる方もかなり楽しそうな印象があります。
ヲタ芸を打つにはそれに合う歌やそれなりの場所がだったりと、いつでもどこでもできるものではないようです。秋葉原を歩いてる時に、「この辺でヲタ芸を打てる人(歌手)いませんか?」と聞かれたこともあります。聞いた話によると、芳林公園で練習する姿もよく見られるとか。
■参考記事
・オタ芸 −Wikipedia
■関連記事
・電気街のオアシス 〜 芳林公園 〜
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