2007年04月05日
花房神社 −民家の中に厳かに佇む江戸時代から続く秋葉原の守り神
電気街とIT先進都市の秋葉原クロスフィールドの間に、江戸時代から続くといわれる神社があります。名前を「花房神社(はなぶさじんじゃ)」といい、周りを民家に囲まれていてその存在はあまり知られていないようです。ほとんどの地図に載っていないようなとても小さな神社です。
私も「花房神社」の存在を知ったのは結構最近のことでした。昨年10月にアキバOSさんの記事で紹介されているのを見て初めて知りました。
Akiba-i(秋葉原インフォメーション)さんの紹介ページによると、この花房神社は江戸時代からこの地にあったとされているそうで、現在の社は戦後地元の住民の方によって再建されたものだそうです。
実際に行って見るとわかりますが、非常に小さな神社です。すぐ横まで民家の壁が迫っています。小さいですが一応鳥居があります。
花房神社のすぐ背後には、新しい秋葉原の象徴である高層ビル群が見えます。
花房神社さんのある場所は一般の人が通るような道沿いにはなく、路地(と呼べるかどうかも怪しいほど細い道)の先にあります。周りを民家に囲まれているため、多くの人が押しかけて騒がしくなってしまうのを嫌ってか、どの記事でも場所については詳しく触れられていません。ご近所の方にご迷惑が掛かってしまってはあれなので、当ブログでも明確な場所は伏せさせていただきます。
こんな路地の途中に花房神社があります。ひと一人通るのもやっとの路地です。
恐らくアキバOSさんが紹介して以来、多くの人がこの神社の存在を知ったようで、今では花房神社に関する記事が結構見つかるようになっています。それらを確認すれば、場所はわかると思います。
すぐ隣が電気街やクロスフィールドといったこの場所に、こういった歴史を感じる建造物がある、しかも地元の人々がそれを守ってきたというのはすごいことだと思います。
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関連リンク
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■アキバの歴史と文化 −Akiba-iさん
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