2008年02月09日
「(仮称)秋葉原駅電気街口駅ビル」の「建設計画のお知らせ」
先日、JR秋葉原駅の駅ビル建築計画の概要が駅舎の壁に貼り出されたようです。それによると新しく建設する建物の名称は「(仮称)秋葉原駅電気街口駅ビル」で、着工予定日は平成20年9月。地上7階建てのビルになるようですが、詳細はまだ不明です。老朽化がかなり進んだこの駅舎も、いよいよ生まれ変わります。その前に現在の駅ビルを少し撮ってきました。
2006年12月31日アキハバラデパートが幕を閉じ、その後1年間は特に進展もなかった駅舎建て替えですが、ここ最近立ち食いそばのあずみ、KIOSK、コンビニのNEWDAYSと立て続けに閉店し一気に建て替えムードが高まっていました。そして先日、電気街口の駅の壁に「建築計画のお知らせ」がついに貼り出されました。
元あずみの前に貼ってあった「建築計画のお知らせ」。
この「建築計画のお知らせ」によると、新しい建物の名前は「(仮称)秋葉原駅電気街口駅ビル」。用途は「店舗・駅舎」となっているので、新しいビルも商業的な駅ビルとして建てられることになるようです。地上7階建て、高さ30.452mは今の駅舎よりも大きなものになりそうです。どんな駅ビルになるのかは今のところ不明ですが、最近秋葉原に出来ているような近代的なカッコいいビルになることでしょう。
着工予定は平成20年9月とありますが、これはビルの建設工事が9月からということでしょうか?それとも今の駅舎を取り壊すのが9月から?どちらにしろ、もうすぐ今の駅舎はもうすぐ見れなくなってしまいます。
ということで、普段あんまり意識していないJR秋葉原駅の電気街口駅ビル(旧アキハバラデパート)をぐるっと見て回ってみました。改めてよく見ると、老朽化というのも納得の歴史ある建物です。アキハバラデパートがオープンしたのは1951年だそうなので、もう半世紀以上も建っているのでしかたありませんが・・・。
ラジ館側から見たJR秋葉原駅。
元アキハバラデパートの入口は蓋をされています。
クロスフィールド側から見たJR秋葉原駅。
コンビニのNEWDAYやコインロッカーがあったところはもう跡形もなくなっています。
同じくクロスフィールド側から見たJR秋葉原駅。
しかしよく見ると駅の看板がなかったら古い工場にしか見えませんね。この駅前にあるダイビルや秋葉原UDXビルとのギャップがすごいです。
アキバ・ブリッジから見たJR秋葉原駅。
広場にはバスケットのリングがあって、バスケ少年が集まってたのも今は昔。左側にはサトームセンさんがあって、さらに昔はこの辺まだ神田青果市場だったんですよね。時代は変わって行きます。
中央通り側から見た旧アキハバラデパート。
数年後はこの辺の景色も激変していることでしょう。
新しい駅ビルは非常に楽しみですが、歴史ある建造物がなくなってしまうのはちょっと寂しい気も。恐らく新しくできる駅ビルはITタウンに合わせてモダンな建物になるのでしょうが、銀河鉄道999みたいに外見はレトロで中身は最新鋭、みたいだと面白いのにとか勝手なことを思ってしまいました。
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