2008年12月06日
八つ当たりどころ − お皿を割ってストレスを解消するリフレッシュ方法
12月4日より、アキバ屋台村(ロケット5号店跡地)に「八つ当たりどころ」さんの移動トラックが営業を行っています。これはお皿などの陶器をコンクリートの壁に叩きつけて割ることでリフレッシュするという“究極のストレス発散法”だそうです。実際に試してみた感想などをレポートさせていただきます。
八つ当たりどころさんは、代替医療・リラクゼーションサービスの「快援体」さんが行っているサービスです。「ストレスは、溜めずに八つ当たり。これが一番」ということで、仕事や家庭で溜まったイライラパワーを人ではなく物に当たることで発散するという“究極のストレス発散法”だそうです。
八つ当たりどころさんでは、お皿(陶器)を1枚200円から1000円まで大きさによっていくつかの陶器が用意されていて、トラックの荷台部分に設置されたコンクリートの壁に投げつけて割ることができます。陶器は美濃焼きのしっかりしたものですが、訳あって販売のできない商品だそうです。割った後の陶器はすべて回収して、100%リサイクルされるとのこと。
八つ当たりどころさんは、JR秋葉原駅電気街口から中央通りに出た、元ロケット5号店跡地のアキバ屋台村にあります。
こちらのトラックが八つ当たりどころさん。
八つ当たりどころさんの看板。このサービスは「秋葉原元気化計画」の一環として実施しているとのこと(下右)。割るお皿の見本もあります(下左)。
実際に試してみることに。
こちらのトラックの荷台に入ります。
中に入るとかごに入ったたくさんの陶器と、それを投げつけるスペース、コンクリートの壁などがありました。
トラックの荷台の中の様子。
投げるお皿は一番小さいものが200円の小鉢。大きさによって300円、500円とあり、一番大きなお皿は1000円の大皿まであります。
1000円の大皿はかなりの大きさ。これを割った時のストレス発散度は想像を絶します。
イライラパワーの溜まり具合によって、大きさや枚数を選択します。何枚かまとめて注文すると割引になるようです。今回は初心者なんで200円の小鉢で挑戦。
はじめに、スタッフの方から注意事項を聞きます。
怒りにまかせて全力投球してしまうと、コンクリートの壁から外れてしまう可能性がありますので、コントロール重視で投げるようにするとのこと。
万が一割れた破片が跳ね返って顔に当たったら大変なので、備え付けのゴーグルを着用します。
今まで一度も事故はありませんが、念のためだそうです。
そしていよいよお皿をコンクリートの壁に投げる時が来ました。
コンクリートの板は床に敷いてあるものと立てかけてあるものがありますが、床に敷いてある方に叩きつけるように投げるべし、というのが極意とお聞きしました。
このコンクリートの「苦」マークめがけてお皿を投げつけます。
あくまでもコントロール重視で。
スタッフの方がBGMを流して気分を盛り上げてくれますが、お皿を投げる前は「200円の小鉢でも結構しっかりしたものだったので、思いっきり投げなくて割れるのかな?」とか「これを投げて割ってストレス発散になるのかな?」とかちょっと半信半疑なとことがありました。
そんな気持ちのまま、「えいっ」と50%程度の力で小鉢を床のコンクリートめがけて投げつけました。
「シャリーン」
割れた時の音はこんな感じでした。なんてきれいな音色・・・。さすが美濃焼きということなのでしょうか。
もうちょっと嫌な感じの音を想像していたのでちょっとビックリ。そして、体にゾクゾクっとしたものが走りました。何この感じ?っていう不思議な感じです。これはストレスない人でもやってみたら面白いかもしれません。
そして投げた後、これは怒りゲージ満タンで投げたらどうなるのか?とか、もうちょっと肩を温めてから振りかぶって投げてみたい、とか変な欲望が・・・。
物を投げつけて割る行為なんて当然自宅で気軽にできることでもなく、もしイライラパワーに負けてやってしまうと後片付けも大変なので、怒りゲージがいっぱいになったら「八つ当たりどころ」さんで試してみるといいかもしれません。何かが変わるかもしれません。
しばらくはこちらで営業しているそうです。
【追記 2010/9/27】
※現在は来ていないようです
■快援体さんのサイト
■営業時間:平日17:00〜23:00 土日祝10:00〜20:00 (移動店舗のため流動的)
■住所:東京都千代田区外神田1-13-1 (ロケット5号店跡地)
■地図リンク
■秋葉マップ:地図番号61
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■スターケバブ★Take away アキバ屋台村店(仮称)
関連リンク
■破壊セラピー 「八つ当たりどころ」 究極のストレス発散法 −アキバBlogさん
■屋台村、新たに2店が仲間入り −まいくのアキバ日報さん
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